超音波で胎児が映らない場合はどうすればよいか?
超音波検査で胎児が映らないことがあります。その主な理由と、医師が取るべき対策をご紹介します。
映らない主な原因
早期妊娠:妊娠初期(最終月経開始から約5週6日まで)は胎児が小さく、超音波で確認できないことがあります。
着床部位の位置:子宮内膜の低い位置に着床した場合、超音波で映りにくくなります。
体型(肥満):体脂肪が多いと音波が遮られ、胎児の映像が不鮮明になることがあります。
子宮筋腫:良性の腫瘍である子宮筋腫があると、音波が遮断されて胎児が見えにくくなることがあります。
その他の医学的状態:子宮が傾いている(前傾・後傾)などの場合も、超音波での観察が難しくなります。
医師が取るべき次のステップ
胎児が映らない場合、医師は妊娠の有無を確認するために追加検査を行います。主な検査は以下の通りです。
・血中hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)濃度の測定
・再度の超音波検査(数日から数週間後に実施)
稀なケース:胎児が映らない妊娠中絶(Missed abortion)
妊娠していても超音波に映らないことがあります。これは「見逃し流産」と呼ばれ、稀ではありますが深刻な状況です。診断が確定した場合、医師は手術または薬物による処置を含む選択肢を説明します。
