乳酸菌(ラクトバシラス・アシドフィルス)とIBS

IBS(過敏性腸症候群)は米国で最も一般的な消化器系障害のひとつです。大腸の筋肉が不適切に収縮することが原因で、米国では約10〜20%が罹患しています。乳酸菌(ラクトバシラス・アシドフィルス)などのプロバイオティクスが症状緩和に役立つとする報告がありますが、臨床試験は限られています。

症状

  • 腹痛・痙攣、ガス、膨満感、便に粘液、下痢または便秘
  • 下痢が主なタイプと便秘が主なタイプがある

プロバイオティクス

  • ラクトバシラス・アシドフィルスは「善玉菌」として知られ、小腸や膣に自然に存在します。細菌性膣炎の治療効果は報告されていますが、IBSへの効果は研究が少ないです。

研究結果

  • 米国国立衛生研究所(NIH)によると、IBS治療への有効性は研究によって結果がまちまちです。小児の下痢に対する小規模試験では改善が見られませんでした。

腸内フローラ

  • Life Extensionの情報によれば、プリンストン大学の研究で腸内感染とIBSの関連が示唆されています。抗生物質使用などで腸内フローラが減少すると症状が急に現れることがあり、ラクトバシラス・アシドフィルスでフローラを回復させると症状緩和が期待されます。

注意点

  • 免疫機能が低下している人や腸壁に損傷がある人は、ラクトバシラス・アシドフィルスの摂取を避けるべきです。善玉菌でも過剰増殖は危険です。

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