腎生検の前に患者がすべき準備は?
1. 問診と身体診察
医師は患者の既往歴、アレルギー、慢性疾患、服用中の薬、出血傾向などを確認し、全身状態を評価します。
2. インフォームド・コンセント
手技の内容、リスク・ベネフィット、代替療法を説明し、患者の理解と同意を得て署名します。
3. 検査
血液検査で血球数、腎機能、止血時間、凝固系を評価し、尿検査や培養で感染の有無を確認します。
4. 画像診断
超音波やCTで腎臓のサイズ・位置・解剖異常を把握し、穿刺部位を決定します。
5. 禁食と水分補給
手術前8〜12時間の禁食が指示されることが多く、嘔吐や誤嚥のリスクを減らします。視覚的に腎臓をはっきり映すため、前日は十分な水分摂取が推奨されます。
6. 薬剤の調整
抗凝固薬や血小板抑制薬は出血リスクを減らすため、一時的に中止または減量します。処方薬・市販薬・サプリメントはすべて医療チームに伝えてください。
7. 抗生物質予防投与
感染リスクが高い場合は、手技前後に抗生物質を投与することがあります。
8. 正しい体位と局所麻酔
当日は腹臥位(うつ伏せ)で背中を少し反らせた姿勢を取り、穿刺部位に局所麻酔を行います。これにより痛みを最小限に抑えます。
9. 生検後の注意事項
観察期間中は出血や疼痛の有無をチェックし、安静を保ちます。活動制限、疼痛管理、フォローアップのスケジュール、結果の受け取り時期などの指示が与えられます。
以上の指示を守り、疑問や不安があれば遠慮なく医療スタッフに相談してください。
