円柱上皮細胞過形成の概要と乳がんリスク
円柱上皮細胞とは
円柱上皮細胞(コラムナ上皮細胞)は、皮膚や粘膜の上皮層に存在し、棒状の形をした細胞です。胃や腸の粘膜、十二指腸、そして乳腺の導管や小葉にも分布しています。
定義
乳腺における円柱上皮細胞過形成は、導管や小葉の上皮細胞に病変ができる状態を指します。病変は小さな塊、束、微小乳頭状構造など様々な形で現れます。
臨床的意義
円柱上皮細胞過形成が乳腺に認められると、乳がんリスクが増加することが報告されています(例:2009年7月29日、Breast Cancer Research)。
乳がんとの関係
特に非典型過形成を伴う円柱上皮細胞過形成は、非浸潤性乳管癌(DCIS)の前駆病変となる可能性があります。
非典型過形成
非典型円柱上皮細胞過形成は、通常の1〜2層の上皮に対し、3層以上に増殖した状態です。この形態は乳がんリスクをさらに高めると考えられています。
