クラブ指とクラブ足の概要と違い
クラブ指(指や足の先端が肥大し、爪の出方が変化する状態)と、先天的に足がねじれた形になるクラブ足は、全く異なる病態です。本稿ではそれぞれの特徴・原因・関連情報を整理します。
クラブ指(指の爪肥大)
クラブ指は指や足の先端が拡大し、爪が皮膚から出る角度(爪根角)が失われる変形です。主に肺疾患による慢性的な低酸素が原因とされています。
クラブ足(先天性足変形)
クラブ足は足がねじれた形になる先天性変形で、出生時に認められます。成長した子どもでは外傷が二次的な原因になることもあります。
統計
成人のクラブ指の75%〜85%は肺疾患に伴う低酸素が原因であると報告されています(『医学・看護・保健医学辞典』)。
関連疾患
クラブ指は心疾患、肝臓・消化管の疾患、さらには肥厚性骨関節炎の初期症状として現れることがあります。
考慮すべき点
胎児の子宮内での姿勢が足のねじれを引き起こすことがありますが、これは「真の」クラブ足とは区別されます(『メルクマニュアル』)。
