慢性痔核(痔核)の治療法
痔核は直腸下部や肛門の血管が腫れ、炎症を起こし、痛みや出血を伴う状態です。主な原因は排便時のいきみで、慢性的に再発する方もいます。以下に症状を和らげ、再発を防止するための代表的な治療法をまとめました。
局所軟膏・クリーム・坐薬
- 市販の軟膏やクリーム、坐薬は腫れた組織を収縮させ、治癒を促します。メイヨークリニックは、医師の指示なしに1週間以上使用し続けないよう注意を呼びかけています。
温冷療法
- 温かいお湯での坐浴や、トイレに装着できるシッツバスでの温浴は症状緩和に有効です。また、冷たい圧迫や氷嚢の使用は腫れを軽減します。
トイレットペーパーの代替
- 乾いたトイレットペーパーの代わりに、ウェットティッシュや湿らせたトイレットペーパーを使用すると、肛門周囲を清潔に保ち、刺激を抑えることができます。
経口鎮痛薬
- 必要に応じて、アセトアミノフェン(タイレノール)やイブプロフェン(モートリン、アドビル)、アスピリンなどで痛みを和らげることができます。
予防策
- 便を柔らかく保つことが痔核の再発防止に重要です。食物繊維が豊富な食品や十分な水分、必要に応じて繊維サプリメントを摂取しましょう。また、排便時にいきみを避け、適度な運動を取り入れ、長時間の座位や立位を控えることも推奨されます。
注意点・医師受診の目安
- 症状が改善しない、または頻繁に出血や激しい痛みがある場合は、医師に相談してください。外科的処置が必要になることもあります。
