手術後の流れ
臍ヘルニアは腹部の筋肉に弱い部分ができ、ヘルニア嚢が臍(へそ)を通って突出する状態です。症状は痛みやへその周囲の膨らみで、立ち上がったり咳をすると大きくなり、横になると小さくなります。
手術は全身麻酔下で行い、約2時間で小さな切開を行い弱点を閉じます。手術後は回復室で感染や出血、麻酔の副作用などを観察し、問題がなければ数時間で退院できます。退院時は必ず誰かに送ってもらい、自己運転は避けてください。
退院後は1〜2日間はベッドで安静にし、トイレや食事、着替え程度の軽い動作にとどめます。切開部の痛みがある場合は、医師の指示に従い処方された鎮痛剤や市販のNSAIDsを使用してください。
切開部のケア
切開は通常縫合糸で閉じられます。縫合がほどけないように過度な動きを避け、切開部を濡らさないように注意してください。術後3日以内に包帯やドレッシングを外すことが多く、自宅で取り外すか、術後検診時に医師が確認します。
回復期間と注意点
回復期間は個人差がありますが、一般的には退院後2週間程度で日常生活は可能です。アスリートや肉体労働者は4〜5週間は激しい運動を控え、切開部が十分に治癒するまで無理をしないことが重要です。早期に激しい活動を再開すると、切開部が裂けたりヘルニアが再発するリスクがあります。自分の体の声に耳を傾け、無理をしないようにしましょう。
