盲腸石(付録石)の症状と対処法
盲腸石(盲腸内にできる硬い糞石)は、盲腸炎の原因となります。米国では1979年から1984年の間に年間約25万件の盲腸炎が報告されています。診断と治療は必ず医師の判断が必要です。
影響
通常、盲腸炎が起こるまで自覚症状はありません。盲腸石が腸と盲腸の間にたまり炎症を起こすと、痛みが生じ盲腸炎が発症します。
痛みの部位
痛みは最初へそ付近に現れ、やがて右下腹部へ移動します。12時間ほどで徐々に強くなり、鈍痛から鋭い痛みに変化します。触診での圧痛もみられます。
その他の症状
痛み以外にも、吐き気・嘔吐、食欲不振、低熱(他の症状が出た後に出現)、便秘、ガスが出にくい、下痢、腹部膨満感などがあります。症状が疑われたら速やかに医師の診察を受けましょう。
診断
盲腸石が放置されると盲腸が破裂し、生命に危険が及びます。診断は主にCTスキャンで行われ、場合によってはバリウム造影X線検査で偶然発見されることもあります。診断後は外科医が手術日程を調整します。
治療
治療は盲腸全摘出術(盲腸切除)です。盲腸は機能上不要とされ、石がある部位を根本的に除去することで再発を防ぎます。
