成人における甲状腺機能低下症(甲状腺低下症)の主な症状
甲状腺機能低下症は、甲状腺が必要なホルモンを十分に分泌しない状態で、代謝の低下を招きます。先天的な異常や放射線治療、特定の薬剤使用などが原因となり、特に50歳以上の女性に多く見られます。症状は軽度から重度まで様々で、初期は見過ごされがちです。
主な症状
疲労感・倦怠感
- 説明もなく急に疲れやすくなる、活力が低下したと感じたら医師に相談しましょう。
体重増加
- 食事や運動量に変化がなくても体重が増える場合、甲状腺機能低下が疑われます。
筋肉・関節の痛み
- 筋肉のだるさや痛み、関節のこわばりや腫れ、筋力低下が現れることがあります。
血中コレステロールの上昇
- 甲状腺機能低下は血中コレステロールを上げやすく、定期的な検査で数値が上がったら注意が必要です。
髪や爪の変化
- 髪が細くなったり抜けやすくなったり、爪が脆くなることがあります。
その他の初期症状
- 抑うつ感、寒さに対する過敏さ、皮膚の乾燥や蒼白、声がかすれる、むくみ、月経過多、便秘などが見られます。
進行した場合の症状
- 症状が放置されると、手足のむくみや皮膚の冷感が強くなり、重症例では心臓が肥大することがあります。
