外部痔核の治療
外部痔核とは
痔核は肛門周辺の血管が刺激され腫れる状態です。外部痔核は肛門の外側にでき、内痔核が炎症で肛門からはみ出すことを突出痔核と呼びます。血栓ができた痔核は血栓性痔核と呼ばれ、血管内に血栓ができて腫れます。多くは排便時の力みが原因で、数日で自然に改善することもあります。
自宅でできる対処法
食事と薬剤
食物繊維を多く含む食事は便を柔らかくし、排便時の負担を軽減します。便を柔らかくする薬と組み合わせると効果的です。市販の軟膏や坐薬もありますが、米国ミシガン大学医療システムでは効果は限定的としています。
温浴(座浴)
米国国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所は、1日数回、10分程度の温かい座浴を推奨しています。浴後は患部をしっかり乾かし、湿った状態が続くと刺激が増すため注意が必要です。
医療機関での治療法
血栓除去手術
外部痔核が血栓性の場合、血管を切開し血栓を取り除く手術が行われます。根本的な治癒ではなく、症状の緩和を目的としています(ミシガン大学医療センター)。
痔核切除術(痔核除去手術)
炎症を起こした血管を外科的に切除する手術です。回復には数週間かかり、その間は排便時に強い痛みを伴うことがあります。
硬化療法
医師が血管に硬化剤を注射し、血流を遮断して痔核を縮小させます。治療後約1週間で痔核は消失しますが、感染リスクや肛門・直腸の合併症が懸念され、近年は使用が減少しています(Mitra Laboratory Clinic)。
