毒性ショック症候群の興味深い事実

毒性ショック症候群(TSS)は、黄色ブドウ球菌やA群溶血性レンサ球菌が産生する毒素が過剰に体内に取り込まれることで起こります。治療が遅れると命に関わる重篤な状態になることがあります。女性だけでなく、子どもや男性も罹患する可能性があります。

タムポン・避妊具

長時間(4時間以上)にわたり高吸収性のタムポンを使用すると、細菌が繁殖しやすい環境となります。タムポンの繊維が膣内を傷つけ、血流に細菌が侵入することが指摘されています。また、ダイヤフラムやスポンジなどの避妊具を使用する女性もリスクが高まります。

創傷・外傷

創部や外傷から細菌が体内に侵入するとTSSを発症することがあります。特にA群溶血性レンサ球菌は創傷感染と関係が深く、子どもは切り傷や擦り傷で感染しやすく、男性はスポーツ中の外傷でリスクが高まります。

初期症状

毒性ショックが始まると、急激に嘔吐、体温が39.5℃以上の高熱、watery下痢が現れます。低血圧、筋肉痛、頭痛も伴います。感染から24時間以内に、日焼けのような紅斑が全身に広がり、目が充血し、口や喉が赤くなることがあります。

重篤な症状

症状が進行すると、意識混濁や方向感覚の喪失、尿量減少、激しい渇きが見られます。極度の倦怠感と筋力低下、呼吸数増加、脈拍上昇も起こります。創傷がある場合や月経中・月経後にこれらの症状が現れたら、直ちに医療機関を受診してください。

予防策

手洗いは感染拡大防止の基本です。タムポンは頻繁に交換し、超吸収性のものは避け、軽い日にはミニパッドを使用しましょう。過去に黄色ブドウ球菌やレンサ球菌の感染歴がある場合は、タムポンの使用を中止することが推奨されます。

医学的状態 - 関連記事