オーラ付き片頭痛の兆候と症状
米国頭痛基金(NHF)によると、約3000万人が片頭痛に悩んでいます。そのうち、視覚や感覚の前兆(オーラ)を伴うタイプは「古典型片頭痛」とも呼ばれます。NHFは、ルイス・キャロル(『不思議の国のアリス』の作者)もオーラ付き片頭痛を患い、オーラ中の視覚異常が作品の着想に影響を与えたと報告しています。ミグレイン研究財団によれば、片頭痛患者の15〜20%が発作前にオーラを経験します。メイヨークリニックは、オーラを「発作の1時間前に現れる警告サイン」とし、持続時間は10〜30分としています。オーラは視覚的な変化だけでなく、様々な感覚障害を伴うことがあります。
視覚障害
- 視野の中心から始まり、徐々に外側へ広がる視覚変化が最も一般的です。ちらつく点や星、ジグザグの線がゆっくりと漂う、周辺視野が一時的に欠ける、盲点が現れる、閃光や点が見えるなどがあります。
その他の感覚障害
- 視覚以外のオーラ症状としては、耳鳴り、顔面のしびれ、手足のチクチク感、言語障害(話す・理解する困難)、嗅覚・味覚・触覚の変化などがあります。
追加症状
- 混乱、イライラ、抑うつ、落ち着かない感覚、エネルギー過多や倦怠感、食欲の変化、体の片側の筋力低下が報告されています。また、吐き気・嘔吐、皮膚が灼熱感や刺すように感じること、光・音・匂いに対する過敏も見られます。「変な感覚」と表現されるが具体的に説明できないケースもあります。
痛み
- オーラが終わった後、あるいは同時に現れることもある激しい頭痛は、強いズキズキ感や鈍い鈍痛として感じられます。痛みは通常片側に現れますが、両側に及ぶこともあります。
