多発性硬化症(MS)患者の皆様へ、治療費支援のご協力をお願いします
多発性硬化症(MS)は中枢神経系の疾患で、脳と体の情報伝達が阻害され重篤な合併症を引き起こします。米国の学術誌「Multiple Sclerosis」に掲載された研究によれば、MS患者1人当たりの生涯治療費は約220万ドル(約3億円)と推定されています。治療費が高額なため、支援金や助成金を活用できる情報をまとめました。
National Multiple Sclerosis Society(全米多発性硬化症協会)
- 全米に60以上の支部があり、各支部で直接的な金銭支援や地域リソースへの橋渡しを行っています。支部の所在地や支援内容は公式サイトで検索できます。
- 同協会は研究資金の拡充にも取り組んでおり、2009年には9.2百万ドルを投入し、26件の研究プロジェクトを開始しました。
Multiple Sclerosis Foundation(多発性硬化症財団)
- フロリダ州フォートローダーデイルに本部を置く非営利団体で、所得条件を満たす患者に対し在宅介護補助金(軽作業、食事準備、交通、レスパイトサービス)を提供します。
- 緊急時の生活必需品費用や、無料で利用できる各種モビリティ・安全補助具の支給も行っています。
NORD Patient Assistance Programs(希少疾患患者支援プログラム)
- National Organization for Rare Disorders(NORD)は、メディケイドの対象外だが医薬品費用が負担できない患者に対し助成金を提供しています。申請はウェブサイトの申請フォームから行えます。
臨床試験への参加
- 実験的治療の臨床試験に参加することで、無料または低額で治療を受けられる可能性があります。全米多発性硬化症協会が提供する臨床試験データベースで、現在募集している試験を検索できます。
ご自身やご家族が対象になるかどうか、各団体の公式サイトで最新情報をご確認ください。
