リリカは必須振戦の治療に使用できるか?

必須振戦は最も一般的な振戦タイプで、通常は60歳以降に発症しますが、年齢に関係なく起こり得ます。遺伝的な神経疾患が原因とされています。

リリカ(プレガバリン)は末梢神経障害、てんかん、線維筋痛症の治療に用いられ、現在は必須振戦への有効性も検討されています。

リリカの作用機序

リリカは過剰に興奮したり損傷した神経の信号伝達を抑制し、神経の活動を落ち着かせると考えられています。

評価はまちまち

神経系疾患には効果が報告されていますが、必須振戦に対する研究はまだ進行中で、結果は一様ではありません。

肯定的な統計データ

2006年に実施された2名の患者を対象とした研究では、1日200 mgのリリカ投与により上半身の振戦が顕著に改善されたと報告されています。

否定的な統計データ

2009年6月に報告された20名規模の小規模試験では、リリカとプラセボの効果に差がなく、めまいや眠気により生活の質が低下したとされています。

臨床試験の現状

フロリダ大学とファイザーが共同で、6か月間の臨床試験を実施中です。clinicaltrials.gov では、現在も募集が続く必須振戦に対するリリカ治療の試験情報が掲載されています。

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