発作が起きたとき、医師はどのように対処するか?
応急処置
医師は発作中の患者が自然に収まるまで、安全で快適な状態を保つよう努めます。患者の周囲を片付け、きつい衣服を緩め、頭部に枕を置きます。また、呼吸をしやすくするために横向きに寝かせます。
発作の時間も測定し、30秒から2分程度が一般的です。5分以上続く場合は緊急事態とみなされます。
発作のタイプ
発作には様々なタイプがあり、主に全身性強直間代発作(grand mal)と欠神発作(petit mal)に分けられます。
全身性強直間代発作は1〜2分続き、倒れて叫んだり、全身が硬直したり、痙攣したりし、皮膚が青白くなることがあります。
欠神発作は2〜15秒で、患者はぼんやりと見つめ、眼球が揺れ、服をいじったり唇を叩いたりすることがあります。
診断
発作後、医師は患者の発作の様子や既往歴を基に診断を行います。脳卒中、パニック発作、失神などの別の状態を除外する必要があります。
明らかな誘因(例:薬剤や高熱)で一回だけ発作が起きた場合、誘因の除去を指導します。
検査・特定
明らかな誘因がなく初めての発作の場合、血液検査、頭部CTやMRI、脳波検査(EEG)、腰椎穿刺など追加検査を行うことがあります。
てんかん患者の場合は、適切な抗痙攣薬の用量を決めるために検査を実施します。
予防・対策
医師は再発防止のため、処方された抗痙攣薬を指示通りに服用する重要性を強調します。また、十分な睡眠、バランスの取れた食事、ストレスや薬物・アルコールの回避といった健康習慣の重要性も指導します。
さらに、頭部外傷を防ぐために、バイクや自転車に乗る際はヘルメットを必ず着用するよう助言します。
