小児パーキンソン病の症状と特徴

パーキンソン病は成人に比べて子どもに発症することは稀ですが、発症した場合は成人と同様の症状が見られます。小児パーキンソン病は「早発型」(20〜40歳)と「若年発症型」(20歳未満)の二つに分けられ、遺伝性の劣性遺伝子が関与している可能性が指摘されています(WEMOVE)。

下肢・足の症状

成人患者と同様に、子どもでも足や下肢に不随意の屈曲が現れ、かかとが内側または上方に向くことがあります。これは下肢ジストニアと呼ばれ、歩行時に症状が悪化しやすいです。

運動の遅さ(徐動)

子どものパーキンソン病の初期症状として、動作が遅くなる「徐動(ブレイディキネジア)」が見られます。片側の手足だけでなく、全身に及ぶこともあります。指先をタップするような速い反復運動が困難になるのが典型的です。

四肢の硬直

診察時に腕や脚が硬く感じられることがあります。硬直により動きが制限され、子どもは腕を自然に揺らすことができず、体側に固く抱えるような姿勢になることがあります。

振戦(ふるえ)

不随意な振戦が現れることがあります。手や腕だけでなく、首、声帯、頭部、体幹、脚にまで及ぶことがあります。リズミカルな揺れが特徴です。

その他の症状

バランス感覚の低下や姿勢保持の困難、表情が乏しくなる、言語が不明瞭になるといった症状も報告されています。

神経障害 - 関連記事