定義

バリアトリック(bariatric)とは、肥満に対する治療や研究を指す医学分野です。特に、肥満患者が体重を減らすために行う手術、すなわちバリアトリック手術(胃バイパス手術など)を指すことが多いです。

特徴

バリアトリック手術では、胃を上下に分割し、上部に約30ml(約1オンス)しか入らない小さな袋を作ります。この袋はステープルや縫合で形成され、食事量を大幅に制限します。

効果

小さな胃袋により、摂取できる食事量と消化できるカロリーが減少し、結果として体重減少が促進されます。

利点

手術後の急速な体重減少は、糖尿病、高血圧、逆流性食道炎(GERD)、高コレステロール血症など、肥満関連疾患のリスク低減につながります。

リスク

手術には血栓、ヘルニア、出血、胃潰瘍、肺炎、感染症などの合併症リスクが伴います。術後の管理と定期的なフォローアップが重要です。

留意点

バリアトリック手術は、体重が基準値以上(女性は最低80ポンド、男性は最低100ポンド)に過剰な方を対象としています。心疾患、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病などの合併症がある場合でも、適切な評価を経れば手術適応となることがあります。