体重計に乗れない肥満患者の測り方は?
肥満で体重計に乗れない患者の体重測定方法
肥満患者の正確な体重測定は、現在の状態評価や体重変化のモニタリング、治療方針の決定に重要です。従来の体重計の容量を超える場合、主に以下の2つの方法が用いられます。
1. ベッドスケールまたは車椅子スケール
・ベッドスケール(バリアトリックベッドスケール)は、一般的な体重計より高い耐荷重を持ち、ベッドに横たわったまま測定できます。
・車椅子スケールを使用することも可能です。患者は車椅子に座ったままスケールに乗り、測定値から車椅子の重量を差し引いて患者本人の体重を算出します。
2. 周囲測定による推定(ガロウ式)
体の周囲長を用いて体重を推定する方法です。一般に「ガロウ式」と呼ばれます。
① 腰囲と臀囲をメジャーで測定します。腰囲は最も細い部分、臀囲は最も広い部分を水平に測ります。
男性の場合: 推定体重(kg) = 腰囲(cm) × 臀囲(cm) ÷ 288
女性の場合: 推定体重(kg) = 腰囲(cm) × 臀囲(cm) ÷ 265
これらの方法はあくまで推定値であり、正確な測定値ではありません。患者に最適な測定方法は、医療専門家と相談の上決定してください。
