右上腹部の痛みの原因と対処法
右上腹部(右上象限)の痛みは、肝臓、胆嚢、膵臓、右腎、総胆管など、さまざまな臓器に起因します。胃も上部に位置し、胃の不調やガスが原因になることもありますが、重篤な疾患が潜んでいる可能性もあります。
胆嚢
胆嚢は肝臓のすぐ下、肋骨の下に位置します。胆石ができると、軽度から重度の腹痛、吐き気、消化不良を引き起こします。胆嚢摘出術で治療されることが一般的です。また、胆嚢炎や胆嚢がんも痛みの原因となります。
総胆管
総胆管は肝臓と膵臓を通り、胆嚢からの胆汁を十二指腸へ運びます。胆石が総胆管に移動して詰まると、痛みと黄疸が現れることがあります。
肝臓
肝臓の疾患は多岐にわたり、痛みを伴うものもあります。A型・B型・C型肝炎は肝臓の腫れと黄疸を伴い、痛みを引き起こすことがあります。肝臓がんは稀ですが、痛みを伴うことがあります。
膵臓
膵臓の炎症(膵炎)は、総胆管が圧迫されることで黄疸と右上腹部痛を引き起こします。膵臓がんも同様に右上腹部の痛みの原因となります。
腎臓(右腎)
腎臓に関わる問題として、水腎症、腎結石、尿路感染症、腎嚢胞などがあり、これらは右上腹部の痛みとして現れます。
上記のように、右上腹部の痛みはさまざまな原因が考えられます。症状が続く場合や急激に悪化する場合は、早めに医療機関で診察を受けることが重要です。
