硝酸ナトリウム中毒の症状は何ですか?
硝酸ナトリウムは無臭の化学物質で、主に白色または黄色の結晶・顆粒として供給されます。硝酸カリウムの製造、肥料、さらには爆薬の原料として利用されています。吸入、摂取、皮膚接触のいずれかで体内に入ると中毒を引き起こす可能性があります。
経口摂取
硝酸ナトリウムを誤って飲み込むと、口腔・食道・胃の刺激、皮膚や粘膜が青白くなる、吐き気、めまい、嘔吐、意識低下、腹部痙攣、頻脈、不整呼吸、昏睡、痙攣、さらには循環不全による死亡といった症状が現れます。致死量は約1〜2 gとされ、医師の指示で嘔吐を誘発させることがあります。
吸入
硝酸ナトリウムの粉塵や蒸気を吸い込んだ場合も、経口摂取と同様の症状が出ます。中毒が疑われる場合は、まず新鮮な空気の場所へ移動し、必要に応じて人工呼吸を行い、速やかに救急医療を受けてください。
皮膚接触
硝酸ナトリウムが皮膚に付着すると、赤くなり痛みや刺激を伴うことがあります。特に、嘔吐、めまい、皮膚が青白くなるなどの全身症状が同時に現れたら、皮膚からの吸収が疑われます。この場合は、該当部位を15分以上流水で洗い流し、汚染された衣服はすぐに脱いで洗濯してください。症状が改善しない、または悪化する場合は、速やかに医療機関を受診してください。
