ジラントン(ディランタン)中毒の治療法は?
ジラントンはてんかん患者の発作予防に使用される抗てんかん薬です。過剰に服用すると中毒を起こし、緊急の医療処置が必要になります。
症状
- 吐き気、嘔吐、発熱、低血圧、意識障害(昏睡)、急激な倦怠感、混乱、構音障害、歩行困難、歯肉腫脹、振戦などが報告されています。
胃洗浄(ガストリック・ラベージ)
- 中毒初期に胃内のジラントンを除去するために行われます。口からチューブを挿入し、胃内容物を洗い流します。医療従事者の指示がない限り、自己嘔吐はしないでください。
活性炭投与
- 活性炭はジラントンを吸着し、体内への吸収を抑制します。経口で適切な量が投与されます。
活性炭血液透析(ヘモパーフュージョン)
- 重度の中毒に対しては、血液中を直接活性炭でろ過し、ジラントンを迅速に除去します。通常の経口活性炭よりも速効性があります。
予後
- 早期に治療が行われれば、軽度の中毒は2日以内、重度の場合でも5日以内に回復することが多いです。
