多くの膿瘍で死亡することはありますか?

膿瘍(ふるんくる)とは

膿瘍は、細菌感染によって皮膚にできる炎症性の腫れです。最初は小さな赤いこぶとして現れ、次第に大きくなり、痛みと膿を伴う腫瘍へと進行します。顔、首、背中、臀部などにできやすいですが、体のどこにでも現れます。

膿瘍の経過と治療

多くの場合、膿瘍は重篤ではなく、数週間で自然に治癒します。しかし、膿瘍が二次感染を起こすと、以下のような重篤な合併症を引き起こすことがあります。

蜂窩織炎

皮膚とその下の組織が広がって感染する状態です。放置すると症状が悪化し、生命に危険が及ぶことがあります。

敗血症(血液中毒)

膿瘍から細菌が血流に入り、全身に感染が広がる状態です。迅速な治療が行われなければ致命的になる可能性があります。

膿瘍が多数できた場合のリスク

稀に、膿瘍が広範囲にわたって多数でき、重度の感染を引き起こすことがあります。特に顔や首など重要部位に膿瘍ができた場合、呼吸や血流に影響を及ぼし、命に関わることがあります。

医療機関を受診すべきサイン

  • 膿瘍が大きく、強い痛みを伴う
  • 数週間経っても自然に治らない
  • 複数の膿瘍が同時にできた
  • 発熱、赤み、腫れが広がる(蜂窩織炎の疑い)
  • 全身の倦怠感や意識混濁など(敗血症の疑い)

上記の症状がある場合は、速やかに医師の診察を受け、必要に応じて抗生物質や外科的切除などの治療を受けることが重要です。

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