レミケード(インフリキシマブ)再開の手順

レミケードはインフリキシマブという商品名で、関節リウマチ、乾癬性関節炎、クローン病、乾癬などの自己免疫疾患の治療に用いられる静脈内投与薬です。腫瘍壊死因子(TNF)という炎症を促進する物質の働きを阻害し、症状を抑えますが、免疫抑制作用があるため感染症リスクが高まります。治療を一時中止した後でも、適切な手順を踏めば安全に再開できます。

必要なもの

  • 血液検査の結果コピー
  • 診断検査の結果
  • 既往歴の書類
  • 服用中の薬剤リスト

再開までの手順

  1. 自己免疫疾患を専門とするリウマチ科医と予約を取り、再開のメリットとリスクを相談します。中止期間中に受けた血液検査や診断検査のコピーを持参し、過去6か月以内にワクチン接種を受けたかどうかも伝えましょう。

  2. 医師に詳細な既往歴と薬剤リストを提供します。処方薬、ハーブサプリ、OTC製品をすべて記載し、心疾患、結核、肝炎、がん、皮膚疾患、感染症の有無も報告してください。これらがあると再開が制限されることがあります。

  3. 過去にレミケードでアレルギー反応を起こしたことがあるか医師に伝えます。再開時に遅延型アレルギーが起きることが報告されています。発熱、発疹、じんましん、顔・唇・喉の腫れなどが現れたらすぐに医療機関へ。

  4. 米国食品医薬品局(FDA)など公的機関のウェブサイトで最新情報を確認します。特に感染症が原因で中止した場合は、再開前に包括的な診断検査を受けることが推奨されています。

  5. 薬剤師に再開について相談します。薬剤師は副作用や相互作用に詳しいので、現在の薬剤リストを渡して相互作用の有無をチェックしてもらいましょう。

  6. 再開後は副作用の有無を注意深く観察します。発熱、過度の発汗、寒気、息切れ、インフルエンザ様症状が出たらすぐに医師に連絡し、胸痛、血痰、倦怠感、赤い発疹、黄疸などの重篤な症状は緊急受診してください。

  7. 治療経過を処方医に報告し、定期的な血液検査で隠れた副作用をモニタリングします。注入部位の痛み、赤み、腫れなどの局所反応も確認してください。

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