フェニトイン(ディラント)の注意点と対策

てんかんは神経系の障害で、発作を引き起こします。診断は、他の原因がなく2回以上の発作が起こったときに行われ、発作抑制薬が処方されます。代表的な抗けいれん薬の一つがディラント(商品名)で、一般名はフェニトインです。

フェニトイン(ディラント)とは

フェニトインは脳内の過剰な興奮伝達を抑えることで発作を防止します。ただし、すべてのタイプの発作に有効なわけではなく、医師が適応を判断した場合にのみ処方されます。

主な副作用

  • 混乱や協調運動障害、発語障害(ぼそぼそした話し方)
  • 眼球振盪やめまい、睡眠障害、筋肉のけいれん、頭痛
  • 胃腸障害、体毛や顔毛の過剰な増加

重篤な副作用

  • リンパ節の腫脹、発作の悪化
  • 出血やあざの異常、肝機能障害の兆候
  • しびれやうずき、稀に思考障害や自殺念慮

妊娠中の使用について

妊娠中にフェニトインを服用すると、母体の発作リスクが高まるだけでなく、胎児に先天性奇形(口蓋裂、心疾患、成長障害)や神経芽腫などの腫瘍リスクが増加する可能性があります。

服用中は定期的な血中濃度チェックと医師の指導を受け、異常が認められた場合は速やかに相談しましょう。

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