代謝に影響し体重増加を引き起こす処方薬は?
さまざまな処方薬が体重増加を引き起こすことがあります。高血圧、糖尿病、気分障害、てんかん、片頭痛などの治療薬が該当します。薬剤による体重増加は不快ですが、医師に相談せずに自己判断で中止しないでください。
抗うつ薬
- 抗うつ薬は体重増加を招くことが多く、代表的なものにブプロピオン、ドキセピン、ネファゾドンがあります。薬そのものが原因か、症状が改善され食欲が増すことが原因かは明確ではありません。
てんかん薬・片頭痛薬
- バルプロ酸は抗痙攣薬で、てんかんや片頭痛の治療に用いられます。体重増加と関連しており、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のリスクも高めます。PCOSは肥満やインスリン抵抗性を引き起こすことがあります。
血圧降下薬
- β遮断薬(プロプラノール、メトプロロールなど)は代謝率を低下させ、体重増加につながります。また、利尿薬を中止して血圧薬に切り替えると、余分な体液が排出されず体重が増えることがあります。
コルチコステロイド
- ステロイド剤を長期使用すると、血糖の取り込みが阻害され脂肪が蓄積しやすくなります。さらに水分保持が起こりやすく、体重増加の主な原因となります。
注意点
- 体重増加は高血圧、糖尿病、高コレステロール、変形性関節症などの二次的な健康問題を招く恐れがあります。体重が増えたからといって薬を自己中止せず、必ず医師に相談しましょう。副作用が少ない新しい薬が利用できる場合もあります。
