坐剤とは何か、使用方法と注意点

坐剤とは

坐剤は、直腸・膣・尿道に挿入して局所または全身に作用させる固形剤形です。経口投与が困難または望ましくない場合に、薬剤を届ける手段として用いられます。

坐剤で治療できる症状

  • 肛門のかゆみ・痛み
  • 便秘
  • 下痢
  • ガス(膨満感)
  • 痔核
  • 吐き気・嘔吐
  • 疼痛全般
  • 膣の感染症
  • 酵母感染症(カンジダ症)

坐剤の使用方法

  1. 石鹸と水で手をしっかり洗う。
  2. パッケージから坐剤を取り出す。
  3. 硬い場合は、手のひらで数分温めるか、ぬるま湯で軽く流して柔らかくする。
  4. 膝を胸に引き寄せた姿勢で横向きに寝る。
  5. 坐剤を直腸・膣・尿道に優しく挿入する。
  6. 数分間そのまま保持し、坐剤が溶けるのを待つ。

坐剤の副作用

  • 肛門の灼熱感・痛み
  • 下痢
  • ガス
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 直腸出血
  • 膣の灼熱感・刺激感

副作用が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。

使用上の注意

  • 肛門裂傷や痔核がある方
  • 心疾患、腎疾患、肝疾患をお持ちの方
  • 妊娠中の方

上記のいずれかに該当する場合は、坐剤使用前に必ず医師に相談しましょう。

坐剤使用のポイント

  • 坐剤が硬すぎるときは、手で温めるかぬるま湯で柔らかくしてから使用する。
  • 挿入時は膝を胸に引き寄せた横向き姿勢をとると楽です。
  • 挿入後は数分間保持し、坐剤が完全に溶けるのを待つ。
  • 副作用が出たらすぐに医師に相談する。

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