坐剤とは何か、使用方法と注意点
坐剤とは
坐剤は、直腸・膣・尿道に挿入して局所または全身に作用させる固形剤形です。経口投与が困難または望ましくない場合に、薬剤を届ける手段として用いられます。
坐剤で治療できる症状
- 肛門のかゆみ・痛み
- 便秘
- 下痢
- ガス(膨満感)
- 痔核
- 吐き気・嘔吐
- 疼痛全般
- 膣の感染症
- 酵母感染症(カンジダ症)
坐剤の使用方法
- 石鹸と水で手をしっかり洗う。
- パッケージから坐剤を取り出す。
- 硬い場合は、手のひらで数分温めるか、ぬるま湯で軽く流して柔らかくする。
- 膝を胸に引き寄せた姿勢で横向きに寝る。
- 坐剤を直腸・膣・尿道に優しく挿入する。
- 数分間そのまま保持し、坐剤が溶けるのを待つ。
坐剤の副作用
- 肛門の灼熱感・痛み
- 下痢
- ガス
- 頭痛
- 吐き気
- 直腸出血
- 膣の灼熱感・刺激感
副作用が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。
使用上の注意
- 肛門裂傷や痔核がある方
- 心疾患、腎疾患、肝疾患をお持ちの方
- 妊娠中の方
上記のいずれかに該当する場合は、坐剤使用前に必ず医師に相談しましょう。
坐剤使用のポイント
- 坐剤が硬すぎるときは、手で温めるかぬるま湯で柔らかくしてから使用する。
- 挿入時は膝を胸に引き寄せた横向き姿勢をとると楽です。
- 挿入後は数分間保持し、坐剤が完全に溶けるのを待つ。
- 副作用が出たらすぐに医師に相談する。
