アスカリス(回虫)の事実
識別
アスカリス・ランブリコイデス(Ascaris lumbricoides)は小腸に寄生する回虫です。ヒトへの感染はアスカリシス(ascariasis)と呼ばれ、世界で最も頻繁に診断される回虫感染症です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、毎年最大15億人がこの感染症に罹患すると推定されています。
診断
通常、医師は糞便検査を行い、回虫の卵や成虫の有無を調べます。患者が糞便中で虫を確認したり、咳き込んで虫が吐き出された場合は、その標本を保存し医師に持参することが重要です。血液検査でアスカリス感染を診断する方法はありません。
治療
CDCによれば、アスカリス感染の治療は1〜3日間の処方薬による投与が一般的です。使用される薬剤は高い効果が期待でき、副作用は稀です。治療後は、初回投与の7〜14日後に再度糞便検査を行い、感染が除去されたか確認します。
