サンドホフ病とテイサックス病の違いは?
テイサックス病(Tay‑Sachs Disease)
原因:HEXA遺伝子の変異により、ヘキソサミニダーゼA酵素が不足します。
主な症状:神経系に障害を及ぼし、認知機能や身体機能が徐々に低下します。
罹患しやすい集団:アシュケナジ系ユダヤ人や近親婚が多い集団で高頻度です。
病理:GM2ガングリオシドという脂質が脳や神経細胞に蓄積します。
サンドホフ病(Sandhoff Disease)
原因:HEXB遺伝子の変異により、ヘキソサミニダーゼB酵素が不足します。
主な症状:テイサックス病と同様に神経系が障害され、神経変性が進行します。
罹患しやすい集団:民族を問わない汎民族性疾患で、特定の人種に限定されません。
病理:GM2ガングリオシドがリソソームだけでなく、神経細胞の細胞質にも蓄積します。
まとめ
テイサックス病とサンドホフ病は、いずれもGM2ガングリオシド沈着症(GM2 gangliosidosis)に分類されますが、影響を受ける遺伝子、罹患しやすい集団、そしてGM2ガングリオシドの蓄積部位が異なります。
