レイ症候群の兆候と症状
レイ症候群(レイ病)は、突然発症し全身の臓器に影響を及ぼす可能性がある疾患です。特に肝臓と脳が重篤な合併症を起こしやすく、風邪・インフルエンザ・水痘などの感染後に発症することが多いです。感染症とは異なり伝染性はありませんが、診断が難しく他の病気と誤診されやすいので、早期の兆候を把握しておくことが重要です。
インフルエンザ様症状
- 風邪やインフルエンザから回復途中に、発熱・嘔吐・倦怠感が続くことがあります。
- これらは単なるインフルエンザと見分けがつきにくいですが、症状が数日以上改善しない場合はレイ症候群の可能性があります。
- 発症は主に1月~3月に多いものの、通年で報告されています。
神経症状
- 脳の腫脹により、エネルギー低下や眠気が早期の警告サインとなります。
- 進行すると、混乱・錯乱・無気力・悪夢などの認知障害が現れます。
- さらに症状が悪化すると、イライラや攻撃的になることがあり、最終的に昏睡や脳障害に至る恐れがあります。
肝臓・呼吸器症状
- 肝臓に脂肪が蓄積し、触診で硬く感じられるようになります。
- 後期になると、けいれんや昏睡、過呼吸・呼吸困難が見られることがあります。
- 嘔吐が止み、下痢に変わることや、不規則な呼吸パターンが現れることもあります。
上記の症状に心当たりがある場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが重要です。
