口角炎(チアリティス)の診断・検査方法

Cheilitis(口角炎)は、真菌感染や乾燥により唇が炎症を起こす状態です。軽度の場合はひび割れた唇(いわゆる乾燥唇)として現れ、症状が進行すると笑う・笑顔を作る・軽く口を開くことすら痛みで困難になります。

診断は視診で容易に行えますが、症状の原因や重症度に応じて詳細な検査が必要です。

診断手順

ステップ1: 病歴の確認

口腔内装具(義歯)を使用している人に口角炎がよく見られるのは、義歯が口角に折り目を作るためです。

患者の既往歴を確認し、口角炎の罹患リスクを評価します。特に、慢性皮膚疾患、炎症性腸疾患、口腔乾燥を引き起こす薬剤、糖尿病、義歯使用歴、口腔ケアの状況、摂食障害、逆流性食道炎、下痢などを確認してください。これらは口角炎の原因となります。

ステップ2: 口腔内視診

口角炎の最も一般的な症状は、口角に見られる痛みを伴う赤い亀裂です。

口腔内の視診を行い、口角の亀裂や切れ込み、唇の乾燥・割れ、潰瘍、発赤、腫脹など口角炎の症状を確認します。潰瘍は出血や膿が出ることもあります。原因が義歯による場合は、義歯の不適合を根拠に歯科医が口角炎と診断します。

ステップ3: 必要に応じた検査

血液検査により、口腔内検査では検出できない欠乏症候群を診断できることがあります。

口腔内検査だけで改善が見られない場合は、追加の検査を実施します。Cheilitisセンターでは、細菌培養検査や義歯が接触する粘膜面のサンプル採取を推奨しています。また、欠乏症を評価するために、CBC、空腹時血糖、葉酸、鉄、亜鉛、リボフラビン、ナイアシン、ビタミンB12などの血液検査を行います。

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