赤い鼻や蝶形紅斑は何が原因ですか?

赤い鼻や頬と鼻梁に広がる蝶形の発疹(マラール発疹)は、自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)の代表的な症状です。皮膚に症状が現れる場合は「皮膚性ループス」や、顔面の症状に限っては「円板状ループスエリテマトーデス(DLE)」と呼ばれます。

なぜループスがこのような皮膚症状を引き起こすのか

1. 赤い鼻(ループス・パーニオ)

ループス・パーニオはループスに特有の皮膚病変で、鼻や頬、耳、指先などが赤紫色に変色します。正確な原因は不明ですが、患部の小血管の炎症が起き、血管拡張や浮腫により赤みと腫れが生じます。冷感を伴うことがあり、チブルレンズ(寒冷じんましん)に似た感覚が報告されています。

2. 蝶形紅斑(マラール発疹)

蝶形紅斑はループスの特徴的な皮膚症状で、頬と鼻梁に対称的に広がります。免疫系が誤って健康な皮膚組織を攻撃し、炎症が起こることで小血管が拡張し、血液や血漿が漏れ出すために赤みが現れます。日光、熱、ストレスなどの刺激で悪化しやすいです。

ループスの原因と診断

赤い鼻や蝶形紅斑はループスの症状の一部にすぎません。ループス自体の原因は遺伝的要因と環境要因が複合的に関与しており、単一の原因は特定できません。診断は症状、血液検査、他の診断基準を総合的に評価して行われます。

受診の目安

赤い鼻や蝶形の発疹が持続する場合は、早めに医療機関で専門医の診断を受け、適切な治療や管理を受けることが重要です。

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