子どもの水痘(水ぼうそう)の兆候と症状

かつては米国で毎年約400万人の子どもが水痘にかかっていましたが、ワクチンの普及により罹患数は大幅に減少しました。それでも症状は変わらず、皮膚に現れる発疹や水疱が最も典型的なサインです。

皮膚の異常

水痘の最も一般的な症状は皮膚の発疹です。子どもは平均で250〜500個の小さくかゆい水疱が赤い斑点の上にでき、顔・胴体・頭皮にまず現れます。頭皮にできた水疱は水痘の診断を確定させる重要な手掛かりとなります。水疱は24〜48時間でかさぶたに変わりますが、湿疹(アトピー性皮膚炎)など皮膚トラブルを抱える子どもは1,500個以上の水疱ができることもあります。

その他の症状

皮膚の発疹が出る1〜2日前に、インフルエンザ様の症状が現れることが多いです。発熱、腹痛や食欲不振、倦怠感、イライラ感、軽い頭痛、乾いた咳などが2〜4日間続きます。これらの症状は発疹と同時に、または先行して現れますが、ほとんどの場合は軽度で自然に回復します。

合併症

稀に重篤な合併症を起こすことがあります。新生児・母親がワクチン未接種の乳児、妊婦、免疫力が低下している人、ステロイド服用者、湿疹を持つ人は特に注意が必要です。水疱やかさぶたを掻いたりつぶしたりすると、細菌感染による皮膚炎や肺炎、まれに脳炎を引き起こすことがあります。また、水痘にかかったことがある人は、後年帯状疱疹として再発するリスクがあります。

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