チェチェム(ブラックポイズンウッド)による皮膚発疹の対処法

概要

チェチェムはマヤ文明で呼ばれるブラックポイズンウッド(Metopium browneiまたは Metopium toxiferum)のことです。中米・カリブ海・西インド諸島に自生し、黒く粘性のある有毒樹液を分泌します。この樹液に触れると、赤くかゆみを伴うやけど様の発疹が現れ、量や対処の速さにより数日間続くか、1度・2度やけどに進行することがあります。また、接触によって他人へも広がりやすいです。

自然療法:ガンボリムボ樹の樹液

ガンボリムボ樹(Bursera simaruba)の樹液は、チェチェムの発疹に対する自然な解毒剤です。チェチェムが生える地域には同じくガンボリムボ樹も多く生育しています。

  • まず、患部を水と油分を分解する食器用洗剤でよく洗い流します。
  • ガンボリムボ樹の樹皮を少量切り取り、樹液や樹皮内部を患部に擦り込んでください。必要に応じて数回繰り返します。
  • 樹皮を煮出し、ビタミンC粉末を加えてペースト状にしたものを患部に塗布すると、さらに効果が高まります。

応急処置

ガンボリムボ樹液をすぐに使用できない場合は、まず以下の対策を行いましょう。

  • かゆみや燃えるような痛みを抑えるため、ステロイド配合のかゆみ止めクリームや、リドカイン、アロエベラ、ティーツリーオイル配合の日焼け止めジェルを塗布します。
  • 症状が広範囲または重度の場合は、早めに医師の診察を受け、抗生物質やステロイド系薬剤の処方を受けてください。

鍼灸とハーブ療法

鍼灸とハーブの組み合わせも有効です。専門の鍼灸師に施術を受け、体質に合わせたハーブ処方を受けましょう。実績のあるハーブ例は以下の通りです。

  • シャンティウム(xantium)
  • 黄連(coptis purge fire)
  • 黄柏(huang bai)
  • 黄芩(huang quin)
  • 黄連(huang lian)

また、真珠粉のペーストを患部に塗布すると、治癒後の瘢痕形成を抑える効果があります。

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