重度の酒さ(ロザシア)治療法
ロザシアは主に30歳以上の大人に見られる皮膚疾患です。米国ロザシア学会の調査によると、患者の76%以上が自己評価の低下を訴え、社交的な場面を避けることも多いと報告されています。完治は難しいものの、早期に治療を開始すれば症状の進行を抑えることが可能です。ここでは、酒さの進行段階と、医師が提供する主な治療法を紹介します。
フェーズ(進行段階)
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第1段階:前酒さ(プリロザシア)
顔や鼻がすぐに赤くなる傾向があり、血管が拡張しやすい状態です。症状は軽度ですが、刺激や温度変化で赤みが出やすくなります。
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第2段階:血管性酒さ(血管ロザシア)
鼻や頬に細かい血管が破れやすくなり、赤い点や腫れが目立ち始めます。皮脂が増えて乾燥した部分と油分が多い部分が混在することがあります。
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第3段階:炎症性酒さ(炎症ロザシア)
上記の症状に加えて、小さな赤い丘疹や膿疱ができ、目の乾燥や灼熱感(眼ロザシア)を伴うことがあります。
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第4段階:鼻肥厚症(リノフィーマ)
鼻の血管が過度に拡張し、皮膚が肥厚して結節が形成されます。放置すると鼻が大きくなるため、外科的除去が必要になることがあります。俳優W.C.フィールドや元米大統領ビル・クリントンがこの症状とされました。
医師が行う治療
ロザシアは第3段階以前に治療を開始することが望ましいです。症状が進行すると、自己判断で市販薬を使用することは逆効果になることがあります。刺激の強い酸やアルコールを含む製品は避け、皮膚科専門医の診断を受けましょう。
主な治療法
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外用薬:抗生物質(メトロニダゾール、ドキシサイクリン)やベンゾイル過酸化物、アゼライン酸などを1日1〜2回塗布し、赤みや腫れを抑えます。
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内服薬:テトラサイクリン系やエリスロマイシンなどの抗生物質を使用し、炎症を抑制します。
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重症例:イソトレチノイン(商品名:アキュテイン)を低用量で投与します。ただし副作用が強いため、必ず皮膚科医の管理下で使用します。
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眼ロザシア:ステロイド点眼薬や免疫抑制剤で症状を緩和します。
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美容的アプローチ:皮膚削除(ダーマブレーション)やレーザーリサーフェシングが有効です。米国皮膚科学会の報告では、2回以上のレーザー治療後、赤みや潮紅が7〜8年再発しないケースが多数報告されています。
