リングワーム(白癬)の症状と見分け方
リングワームは皮膚表面に発生する一般的な真菌感染症です。名前に「ワーム(虫)」が入りますが、実際には虫は関与していません。
リング状の発疹
リングワームの典型的なサインは、皮膚に円形またはリング状の発疹が現れることです。リングは通常、赤く炎症を伴い、周囲や中心は比較的正常に見えます。重症例では、体のさまざまな部位に複数のリングができることがあります。
鱗屑がある皮膚
リングワームは必ずしもリング形状だけでなく、斑状の鱗屑を伴う発疹になることもあります。最初はリング状でも、次第にその周囲に広がって鱗屑が増えることがあります。症状が進行すると、リングが重なり合うこともあります。
かゆみ
リングワームのもう一つの一般的な症状は、強いかゆみです。リングがはっきりと見える場合は診断が容易ですが、赤みや隆起が少なく、かゆみだけが目立つこともあります。
毛髪や爪への影響
頭皮や顔など毛髪がある部位に感染すると、脱毛や薄毛になることがあります。また、髪が弱くなり、切れ毛が増えることもあります。爪周辺に感染した場合、爪が厚くなったり、黄白色に変色したりします。
その他の類似症状
リングワームは水虫や股部湿疹(ジャックイッチ)と関連が深く、見間違えることがあります。股部湿疹は股の付近や臀部にかゆみや赤み、フレーク状の皮膚が現れます。水虫は足指の間の灼熱感やかゆみ、皮膚のひび割れ、爪の変色や肥厚が特徴です。
