白癬(リングワーム)の治療法と予防対策
白癬はカビ(真菌)によって引き起こされる皮膚や頭皮の感染症です。虫ではありません。感染した動物(子猫や子犬、馬、ブタ、ヤギ、ウシなど)や感染者、その持ち物と接触することで人に移ります。白癬は頭皮に鱗屑ができて抜け毛が生じたり、皮膚に赤い輪状の発疹が現れます。また、足白癬(アスリートフット)や股部白癬(ジャックイッチ)も同じ真菌が原因です。症状はかゆみ、鱗屑、湿潤・かさぶた、爪の肥厚や変色、崩れやすさなどがあります。
必要なもの
- 市販の抗真菌薬(クロトリマゾールまたはミコナゾール)
- ペット用白癬治療薬
- 処方抗真菌薬(医師の診断が必要)
- 抗生物質(細菌感染が疑われる場合)
セルフケアの手順
- パッケージの指示に従い、市販の抗真菌薬を塗布する。
- 患部を常に清潔かつ乾燥させ、真菌の拡散と二次細菌感染を防ぐ。
- かゆみがあっても患部を掻かないようにする。
- 寝具や寝巻きは毎日洗濯し、清潔な衣類を着用する。
- 感染したペットには専用の薬で治療する。
医師に相談すべき場合
- 頭皮やひげに白癬がある場合は、処方薬が必要になることがあるので医師の診察を受ける。
- 膿や分泌物、皮膚の赤い条状の広がり、腫れ、発熱など細菌感染の兆候が見られたら、医師に相談し抗生物質の処方を受ける。
- 真菌感染が1か月以上続く、または重症・耐性が疑われる場合は、医師に相談し抗真菌薬の処方を受ける。
- 処方された薬は指示通りに正確に服用・外用する。
早期の対策と適切な治療で白癬は完治できます。
