ケトコナゾールクリームにおける副作用と注意点

2007年4月28日付のAmerican Chronicleによると、米国では皮膚真菌症(リングワーム)に罹患している人が全人口の約29〜31%にのぼります。医師は経口薬や外用クリームで治療にあたりますが、その中でもケトコナゾールは処方箋が必要な外用剤で、足白癬、脂漏性皮膚炎、日光真菌症などさまざまな真菌感染に使用されます。効果は高いものの、全ての人に適しているわけではなく、患者によっては副作用や合併症のリスクがあります。

重大な副作用

  • ケトコナゾールクリームの最も一般的な副作用は皮膚に関するものです。使用開始直後にかゆみ・刺激感・チクチク感が生じることがありますが、ほとんどの場合は数日で慣れ、症状は消失します。約5%の使用者がこのような皮膚症状を報告しています。

その他の副作用

  • 皮膚以外でも、めまい、しびれ、チクチク感、口腔や歯肉の潰瘍、目の刺激・腫れ・紅斑などの神経・感覚系の症状がまれに報告されています。また、にきびや爪の変色(足爪・指爪)といった皮膚症状もあります。

接触皮膚炎

  • 稀に、ケトコナゾールクリームに含まれる成分に対して感作が起こり、使用部位に赤くかゆい発疹や炎症が現れます。感作は数回の使用後に徐々に起こることが多く、症状が重篤になることは少ないものの、日常生活に支障をきたすことがあります。発疹が出た場合は医師に相談し、使用を中止するかどうか判断してください。症状が続く場合は、冷たい湿布やぬるま湯の入浴でかゆみを和らげることができます。

リスク

  • 軽度の副作用に加えて、まれに重篤な合併症が報告されています。経口薬と比べて頻度は低いものの、外用でも肝炎や肝機能障害が起こるケースが約1/10,000とされています。高用量で使用した場合、男性ではテストステロン低下に伴う皮膚の薄さ、疲労、貧血、コレステロール上昇などが起こることがあります。

注意点

  • 妊娠中の使用については、胎児への影響が十分に検証されていないため、通常は処方されません。また、12歳未満の小児は感作リスクが高いため、使用は避けられることが多いです。目に入らないよう、使用後は必ず手を洗いましょう。真菌感染の症状が2〜6週間で改善しない場合は、速やかに医師に相談してください。

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