肌に小さな赤い泡状の発疹が現れたら—水痘の対処法
水痘(水ぼうそう)とは
水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)によって起こる感染症です。主に子どもに多く見られますが、予防接種を受けていない大人でも罹患することがあります。
症状
- かゆみを伴う水疱(液体が入った小さな赤い泡)が、まず胴体に出現し、次第に顔、頭皮、腕、脚へと広がります。
- 軽度の発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 食欲不振
治療・対症療法
水痘自体を根本的に治す特効薬はありませんが、症状を和らげるために次の方法が有効です。
- かゆみ止めとして、経口抗ヒスタミン薬を服用する。
- 発疹にカラミンローションを塗布して乾燥させる。
- ぬるめの入浴やシャワーで皮膚を清潔に保つ。
- 水分を十分に摂取し、脱水を防ぐ。
- 十分な休養をとり、免疫力の回復を促す。
- 他人への感染拡大を防ぐため、外出や接触を控える。
予防
水痘ワクチンは非常に高い予防効果があります。以下の人はワクチン接種が推奨されます。
- 水痘にかかったことがない子どもや成人。
- 水痘に曝露されたが、72時間以内にワクチンを接種できる場合。
医師に相談すべきタイミング
次のような症状が現れたら、すぐに医師へ連絡してください。
- 発疹が水疱になっているが原因が不明な場合。
- 水痘に罹患していて、以下の合併症が疑われるとき。
- 体温が102°F(約38.9°C)以上に上昇する。
- 激しい頭痛。
- 首のこわばり。
- 嘔吐や痙攣。
早期の受診により、重症化を防ぎ、適切なケアを受けることができます。
