乾燥性萎縮性鼻炎の治療方法
概要
萎縮性鼻炎は慢性鼻炎の一種で、粘膜が萎縮し鼻腔が拡張・乾燥・硬化します。毛様突起が失われ、皮膚に似た細胞が増殖します。高齢者に多く、ウイルス感染が主因ですが、細菌感染や刺激物でも起こります。治療の目的は悪臭の除去、鼻粘膜の保湿、結痂(かさぶた)の軽減です。
必要なもの
- 加湿器
- 外用抗生物質(例:バシトラシン)
- ビタミンA・Dスプレー、またはエストロゲンスプレー
- ミネラルオイルまたはグリセリン
- ローズウォーターやメントール
- 経口抗生物質
治療手順
- 加湿器を使用し、室内の空気を加湿して循環させます。
- バシトラシンなどの外用抗生物質を鼻腔内にスプレーします。
- ビタミンA・Dまたはエストロゲンを鼻にスプレーし、粘液分泌を促し結痂を抑えます。
- ミネラルオイルやグリセリンなどの蒸発防止剤を鼻に塗布し、保湿を高めます。必要に応じてメントールやローズオイルで臭いをマスクします。
- 症状が改善しない場合は医師の診察を受け、抗生物質や全身治療を処方してもらいます。
- フルオロキノロン系やテトラサイクリン系の経口・静脈投与による全身抗生物質療法を行い、分泌物と悪臭を減少させます。外用蒸発防止剤と併用すると効果が高まります。
- 耳鼻咽喉科専門医に相談し、鼻腔狭窄手術などの外科的選択肢を検討します。手術により気流が減少し、粘膜の乾燥を防げます。
注意点
自己判断での長期ステロイド使用は避け、必ず医師の指導のもと治療を進めてください。
