乾燥性萎縮性鼻炎の治療方法

概要

萎縮性鼻炎は慢性鼻炎の一種で、粘膜が萎縮し鼻腔が拡張・乾燥・硬化します。毛様突起が失われ、皮膚に似た細胞が増殖します。高齢者に多く、ウイルス感染が主因ですが、細菌感染や刺激物でも起こります。治療の目的は悪臭の除去、鼻粘膜の保湿、結痂(かさぶた)の軽減です。

必要なもの

  • 加湿器
  • 外用抗生物質(例:バシトラシン)
  • ビタミンA・Dスプレー、またはエストロゲンスプレー
  • ミネラルオイルまたはグリセリン
  • ローズウォーターやメントール
  • 経口抗生物質

治療手順

  1. 加湿器を使用し、室内の空気を加湿して循環させます。
  2. バシトラシンなどの外用抗生物質を鼻腔内にスプレーします。
  3. ビタミンA・Dまたはエストロゲンを鼻にスプレーし、粘液分泌を促し結痂を抑えます。
  4. ミネラルオイルやグリセリンなどの蒸発防止剤を鼻に塗布し、保湿を高めます。必要に応じてメントールやローズオイルで臭いをマスクします。
  5. 症状が改善しない場合は医師の診察を受け、抗生物質や全身治療を処方してもらいます。
  6. フルオロキノロン系やテトラサイクリン系の経口・静脈投与による全身抗生物質療法を行い、分泌物と悪臭を減少させます。外用蒸発防止剤と併用すると効果が高まります。
  7. 耳鼻咽喉科専門医に相談し、鼻腔狭窄手術などの外科的選択肢を検討します。手術により気流が減少し、粘膜の乾燥を防げます。

注意点

自己判断での長期ステロイド使用は避け、必ず医師の指導のもと治療を進めてください。

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