鼻づまりがなくても起こる激しい副鼻腔痛の原因とは?

頭蓋内には8つの副鼻腔があり、衝撃吸収や空気の温度調節に役立っています。副鼻腔に影響を与えるさまざまな疾患は、鼻づまりがなくても激しい痛みを引き起こすことがあります。

考慮すべき点

  • 慢性副鼻腔炎のある人は、粘膜の慢性的な炎症が起こりやすく、他の疾患に対しても感受性が高まります。

前頭洞(前頭副鼻腔)

  • 目の上に位置する前頭洞が閉塞や炎症を起こすと、強い疼痛が生じます。閉塞の原因は鼻中隔の偏位、真菌感染、ポリープなどです。圧力と炎症が組織に痛みをもたらします。

篩骨洞(篩骨副鼻腔)

  • 鼻の上部と目の間にある篩骨洞が閉塞すると、鼻づまりがなくても痛みが出ます。目や前頭部に圧力がかかり、疼痛を引き起こします。

蝶形骨洞(蝶形骨副鼻腔)

  • 目の奥深くに位置する蝶形骨洞では、腫瘍やポリープが形成されると、目や鼻の奥に圧力がかかり疼痛が生じます。喘息やアレルギー体質の人は、これらの病変ができやすいとされています。

上顎洞(上顎副鼻腔)

  • 頬骨の後ろにある上顎洞でも腫瘍やポリープが発生しやすく、特にアレルギーや慢性副鼻腔炎の患者に多いです。真菌感染が起こることもあり、放置すると致命的になることがあります。真菌感染では通常鼻づまりが伴いますが、例外的に鼻づまりがない場合もあります。

まとめ

副鼻腔の部位ごとに閉塞や炎症、腫瘍、ポリープ、真菌感染などが原因となり、鼻づまりがなくても強い痛みが生じます。症状が続く場合は耳鼻科での診断・治療が重要です。

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