呼吸系ポリオとは何か?

呼吸系ポリオとは

呼吸系ポリオは、横隔膜や肋間筋など呼吸に関わる筋肉が麻痺する重篤な麻痺性ポリオの一形態です。適切な治療が遅れると呼吸不全に陥り、致命的になる可能性があります。

原因

ポリオウイルスは感染した糞便や唾液との接触により広がる極めて感染力の高いウイルスです。このウイルスが呼吸筋に感染することで呼吸系ポリオが発症します。

主な症状

  • 発熱
  • 頭痛
  • 首のこり(項部硬直)
  • 筋力低下
  • 呼吸困難
  • 麻痺(特に呼吸筋)

治療法

根本的な治療法はなく、症状に対するサポートが中心です。具体的には人工呼吸器による呼吸補助や、筋力回復を目的とした理学療法が行われます。

予防

ポリオワクチンの接種が最も効果的な予防策です。米国ではワクチン普及によりポリオは稀な疾患となっていますが、ワクチン接種率が低い地域も依然として存在します。旅行者は渡航前にワクチン接種を確認しましょう。

呼吸器疾患 - 関連記事