慢性気管支炎は気管支拡張症と同じですか?
慢性気管支炎とは
慢性気管支炎は、肺の気管支が炎症を起こし、過剰に粘液を産生する状態です。その結果、咳や喘鳴、息切れが頻繁に現れます。主な原因は喫煙ですが、大気汚染、アレルギー、感染症なども関与します。
気管支拡張症とは
気管支拡張症は、気管支が損傷し拡張した状態です。これにより大量の粘液がたまり、咳、喘鳴、息苦しさが続きます。感染症が最も一般的な原因ですが、遺伝性疾患(例:嚢胞性線維症)、関節リウマチなども引き起こすことがあります。
主な違い
両者の根本的な違いは「気管支の状態」にあります。慢性気管支炎は炎症が中心で粘液が増えるだけですが、気管支拡張症は気管支自体が損傷・拡張してしまいます。この損傷は感染、肺虚脱(肺の部分的な崩壊)、呼吸不全といった合併症を招くことがあります。
治療法
慢性気管支炎も気管支拡張症も、薬物療法、酸素療法、生活習慣の改善で症状をコントロールします。気管支拡張症の場合、症状が重いときは外科的手術が検討されることもあります。
