血液ガス測定の基準値とは?

動脈血ガス(ABG)は、動脈から採取した血液を用いて行う一連の検査です。酸素と二酸化炭素のバランスや、体内の酸塩基状態を評価します。

目的

  • 酸素(O₂)と二酸化炭素(CO₂)のバランスを評価し、体内の酸・アルカリ状態を把握するためにABGが実施されます。

測定項目

  • pH(酸性・アルカリ性)、PaO₂(溶存酸素分圧)、SaO₂(動脈酸素飽和度)、HCO₃⁻(重炭酸イオン濃度)、PaCO₂(溶存二酸化炭素分圧)を測定します。

正常範囲

  • pH:7.35〜7.45
  • PaO₂:75〜100 mmHg
  • PaCO₂:35〜45 mmHg
  • SaO₂:94〜100%
  • HCO₃⁻:22〜26 mEq/L

臨床的意義

  • 異常値は酸素不足、二酸化炭素過剰、腎不全や糖尿病などの代謝異常を示す可能性があります。

注意点

  • 呼吸・代謝性の異常は診断が難しいため、検査結果は必ず医師と相談し、正確な意味を確認してください。

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