L2‑L3で環状裂傷を伴う非対称左側後外側孔・外孔性椎間板突出とは?

概要

L2とL3の間の椎間板に起こる、左側に偏った後外側の孔(神経根が出る部分)と、孔の外側に及ぶ椎間板突出に、環状線維の裂傷が伴う状態を指します。

用語の説明

1. 非対称(Asymmetric)

症状や病変が左側に強く現れ、右側よりも顕著であることを意味します。

2. 後外側(Posterolateral)

脊柱管の後方かつ外側の位置、すなわち背面と側面のあいだを指します。

3. 孔内(Foraminal)

椎骨間の小さな開口部(椎間孔)で、神経根が通過します。この部位で椎間板が突出していることを示します。

4. 外孔性(Extraforaminal)

椎間孔の外側にまで突出が及んでいる状態です。

5. 椎間板性突出(Discogenic protrusion)

椎間板の内部のゼリー状組織(髄核)が外側に押し出され、椎間板が膨らむ、またはヘルニアになることです。

6. 環状裂傷(Annular tear)

椎間板の外側の強靭な繊維輪(環状線維)が裂け、内部の髄核が外に漏れ出すことを指します。

症状と治療

この病変により、腰部痛や坐骨神経痛、脚のしびれ・脱力感が生じます。治療は、まず理学療法や鎮痛薬などの保存的療法が選択されますが、症状が重い場合は手術的除去が検討されます。

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