口唇ヘルペス(冷たい痛み)の初期症状におすすめの食べ物
原因と症状
口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)によって起こります。ウイルスは感染後、神経細胞に潜伏し、ストレスや紫外線、体調不良などのきっかけで活性化し、口や唇に水疱を形成します。初感染時はリンパ節の腫れや全身倦怠感、口内や唇の潰瘍が現れます。再発は、唇や鼻の周りにチクチクした感覚やかゆみが先行し、やがて小さな水疱ができ、破れて液体が出た後、かさぶたになって徐々に治ります。
リシン、ビタミンC、ビタミンB12が豊富な食材
ヘルペスの増殖に必要なアルギニンに対抗するため、リシンを多く含む食品を積極的に摂りましょう。リシンはアルギニンの働きを抑え、ウイルスの複製を妨げます。おすすめの食材は以下の通りです。
- 魚類:サーモン、サバ、ツナなど
- 肉類:牛肉、鶏肉、ラム肉
- 乳製品・卵:ヨーグルト、チーズ、牛乳、卵
- ビタミンB12が豊富な食材も同時に摂取すると、ウイルスにとって不利な環境を作ります。
また、ビタミンCは免疫力を高め、回復を早めます。リシンとビタミンCを同時に含む果物・野菜としては、リンゴ、梨、アプリコット、マンゴー、パパイヤ、アボカド、ビーツ、トマト、ブロッコリー、セロリ、ジャガイモなどがあります。食物繊維が豊富なため、体内の毒素排出も期待できます。
アルギニンや酸性の食品は控える
アルギニンはヘルペスウイルスの増殖を助けるため、再発が予想されるときは以下の食品を控えましょう。
- ナッツ・種子類
- チョコレート、コーヒー、カフェイン飲料
- ゼラチン、オート麦・小麦・玄米などの穀類
- レンズ豆、豆類
- ベリー類、柑橘類(オレンジ、みかん)
体のpHは通常7.4(ややアルカリ性)ですが、ストレスや病気、日光曝露で酸性に傾きやすくなります。酸性食品(酢や柑橘系のジュースなど)はなるべく避け、塩分の多い加工食品も控えると、傷口の刺激を抑えられます。
回復を促すその他の方法
ストレス軽減とバランスの取れた食事に加えて、以下の対策で治癒を早められます。
- 氷や冷たい牛乳に浸した綿球を患部に当てると、痛みが和らぎ回復が早まります。
- ワセリンで覆うと、乾燥や二次感染を防ぎます。
- メイクは避け、刺激を与えないようにします。
- リコリス(甘草)は抗炎症作用があり、チューイングや粉末を患部に直接置くと効果が期待できます。
