白斑(ヴィティリゴ)と栄養
「vitiligo」という語はラテン語の「vitelius」(子牛)に由来し、子牛の斑点を指す言葉です。白斑は、メラニンを生成する細胞が失われることで皮膚に白い斑が現れる疾患で、肌の色に関わらず発症します。主に顔・腕・脚に現れることが多いです。
食事と飲み物
- 白斑に対する食事療法には大きく二つの考え方があります。一つは、皮膚は体の一部であるため、特定の食品を摂取・除去することで症状が改善するとするもの。もう一つは、健康的な食事自体が直接的に白斑を治すわけではないが、全身の健康を高めることで、薬剤や外用治療の効果を高めるとする考え方です。いずれにせよ、野菜・果物・植物性たんぱく質・オイル・全粒穀物・ナッツ類、そして十分な水分摂取が推奨されます。
避けるべき食品
- 白斑の原因となる細胞喪失のメカニズムは完全には解明されていません。そのため、一部の患者は「安全策」として食事を制限します。具体的には、赤身肉を含むすべての肉類と乳製品を避けることが勧められます。これらの食品は血液の性質を変え、血流や皮膚の色素沈着に影響を与える可能性があると考えられています。
ビタミン
- 栄養研究センターによると、白斑は全人口の約2%に見られ、その半数は20歳以前に発症します。ビタミンC、ビタミンB12、葉酸の欠乏が白斑患者に多いことが報告されており、症状が出たらすぐにこれらのサプリメントを取り入れることが推奨されています。
ハーブ
- 白斑患者は古くからハーブ療法を試みてきました。ハーブ自体が斑点を直接消すわけではありませんが、免疫機能を高めることで慢性疾患全般に対抗できるとされています。銀杏(イチョウ葉)などは血行改善効果が期待され、白斑の進行抑制に役立つ可能性があります。
