皮膚の表在性真菌感染2種類の見分け方と対策
はじめに
皮膚の表在性真菌感染は非常に一般的で、部位・形状・色・症状の程度などで見分けることができます。代表的なものに「汚染性白癬(色素沈着症)」と「足白癬(アスリートフット)」があります。
1. 汚染性白癬(色素沈着症)
全世界の男女に発症しやすく、特に温暖で湿度の高い地域で多く見られます。クッシング症候群、免疫抑制、栄養不良、経口避妊薬使用者はリスクが高まります。
主な特徴:
- 体幹や上肢に出現し、子どもの顔面にも見られることがあります。
- やや平らで小さな円形の斑点が集合し、コイン形に見えることがあります。
- 色は白から赤褐色までさまざまで、かゆみを伴うことがあります。
2. 足白癬(アスリートフット)
足の指間や足裏に最も多く見られ、湿った環境に長時間さらされると発症しやすくなります。爪や足底にまで広がることもあります。
主な特徴:
- かゆみ、刺すような痛み、灼熱感が足指間や足底に現れます。
- 足の底や側面が乾燥し、ひび割れや皮むけが起こります。
- 指間の皮膚が剥がれ、爪が厚くなったり爪床から離れたりすることがあります。
3. 治療と対策
汚染性白癬はシャンプータイプの抗真菌剤(例:Selsun、Nizoral)で治療します。足白癬は市販の抗真菌クリームやスプレーで対処可能です。正しく診断すれば、心配を軽減し、比較的安価で簡単に治療できます。
