STD(性感染症)の皮膚症状とは?代表的な10種類の変化を解説

性感染症(STD)は、皮膚に様々な変化を引き起こすことがあります。以下に、代表的な感染症とそれに伴う皮膚症状をまとめました。

1. 梅毒(Syphilis)

一次梅毒:感染部位に痛みのない円形または卵形の潰瘍(硬性下疳)が現れます。

二次梅毒:全身に紅棕色や銅色の発疹が広がり、手のひらや足の裏にも出ることがあります。

2. ヘルペス単純ヘルペスウイルス(HSV)/性器ヘルペス

性器や臀部、太ももに小さく痛みを伴う水疱ができ、破れると浅い潰瘍となりかさぶたができます。再発が繰り返すことがあります。

3. 尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス HPV)

性器や周囲の皮膚に小さく肉質のいぼ状の増殖が現れます。サイズや形はさまざまで、単発または多数発生します。

4. カンジダ性痘(Molluscum contagiosum)

直径数ミリの丸くて光沢のある白色またはピンク色の丘疹ができ、痛みは少ないものの痒みや不快感を伴うことがあります。

5. 陰部虱(Pubic lice)

陰毛に小さなカニ状の虫が寄生し、激しい痒みを引き起こします。皮膚や下着に白や茶色の小さな斑点として見えることがあります。

6. 疥癬(Scabies)

強い痒みが主症状で、手首・肘・ウエスト・臀部などに小さく盛り上がった痒みを伴う丘疹やトンネル状の痕が現れます。

7. 潰瘍性膣炎(Chancroid)

感染部位に痛みを伴う柔らかい潰瘍ができ、鼠径部のリンパ節が腫れることがあります。

8. 肉芽腫性潰瘍(Granuloma Inguinale)

性器部位に痛みのない赤紫色の肉厚な病変ができ、拡大して潰瘍化することがあります。

9. リンパ肉芽腫性血管炎(Lymphogranuloma Venereum)

感染部位に小さく痛みのない潰瘍ができ、その後鼠径部のリンパ節が腫脹します。

10. 二次細菌感染

STDに伴い皮膚が二次的に細菌感染しやすくなり、蜂窩織炎、膿痂疹、膿瘍などの症状が現れることがあります。

皮膚の異常は必ずしもSTDだけが原因とは限りません。疑わしい症状がある場合は、早めに医療機関で診断・治療を受けましょう。適切な対応は合併症や感染拡大の防止につながります。

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