お尻の打ち身(打撲)の原因・症状・受診のタイミング
原因
1. 直接的な外傷
転倒や事故、スポーツ傷害、身体的な衝突などで臀部に直接衝撃が加わると、皮膚下の血管が破れ、打ち身が生じます。
2. 医療処置
筋肉内注射(IM注射)や臀部への生検、外科手術などで針や手術器具が血管を傷つけると、打ち身が起こります。
3. 感染症
蜂窩織炎などの細菌性皮膚感染症や帯状疱疹などのウイルス感染症は、炎症反応の一部として打ち身を伴うことがあります。
4. 薬剤
抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)などは、細小血管が破れやすくなるため、打ち身ができやすくなります。
5. 血液凝固障害
血友病やフォン・ウィルブランド病など、凝固因子に異常があると、軽い外傷でも打ち身ができやすくなります。
6. がん
稀に血液がんや皮膚・軟部組織への転移がある場合、打ち身や紫斑が症状として現れることがあります。
7. ビタミンC・K欠乏
これらのビタミンは結合組織や血液凝固に必要で、重度の欠乏は打ち身ができやすくなります。
8. スポーツ・運動
ラグビー、アメリカンフットボール、格闘技など接触の激しい競技や、下半身のウェイトトレーニングなどの過使用により臀部に打ち身が生じることがあります。
9. 転倒
高齢者や歩行障害のある方が転倒し臀部に直接衝撃を受けると、打ち身が起きやすいです。
10. 身体的虐待
臀部への暴行や虐待が疑われる場合、打ち身が見られることがあります。
症状と受診の目安
打ち身は皮膚が紫赤色や青紫色に変化し、痛みや圧痛を伴うことがあります。原因がはっきりしない、または通常以上に広範囲の打ち身が見られる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。診察・問診・血液検査や画像検査で基礎疾患の有無を確認し、診断に基づく適切な治療や対処が行われます。
