脳卒中の兆候を見分ける方法
脳卒中とは
脳卒中は脳への酸素供給が途絶えることで起こる命に関わる緊急事態です。1分でも治療が遅れると、脳細胞は次々に死滅します。自分や周囲の人に脳卒中の兆候が現れたかどうかを速やかに判断できれば、生死を分けることができます。
FAST法で脳卒中をチェック
米国国立脳卒中協会が提唱するシンプルな覚え方「FAST」を使えば、誰でも簡単に症状を確認できます。
- F(Face) – 顔のゆがみ
相手に笑顔を作ってもらい、片側の顔が垂れ下がっていないか確認します。顔の一側が麻痺している場合、脳卒中の可能性があります。 - A(Arms) – 両腕の上げ下げ
両腕を前に伸ばしてもらい、どちらかが下がってしまう、または上げられない場合は注意が必要です。脳卒中は腕や脚の筋力低下を片側に起こします。 - S(Speech) – 言語障害
簡単な文を繰り返してもらい、発音が濁っている、言葉がはっきりしない、あるいは文が思い出せない場合は脳卒中のサインです。 - T(Time) – 時間が命
上記のいずれかの症状が見られたら、すぐに救急車(119)を呼び、病院へ搬送してください。救急隊員に「脳卒中の疑いがある」と伝えることで、迅速な治療が開始されます。
脳卒中は時間が鍵です。FAST法で早期発見し、速やかに医療機関へ連絡しましょう。
